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文月悠光『パラレルワールドのようなもの』

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第34回富田砕花賞受賞!


私は今も踊り場に立っているのだ。
幼い自分を受け止めて、
彼女が生きる世界を変えるために。
(「痛みという踊り場で」)


「今日、一篇、文月悠光の詩を読む。すると明日が来る。生きようと思う日が。」(小池昌代)。「正気でない文月さんの帯を書くなんて私にはできない……。ただ、女に生まれてよかったと初めて思ったの」(夏木マリ)。
消させない――。中原中也賞詩人、新境地に立つ26篇。6年ぶり、待望の第4詩集。好評重版!装幀=川名潤、カバー写真=小山泰介

2420円(税込)
四六判上製・168頁
ISBN978-4-7837-4511-2
2022年10月第1刷 2022年12月第2刷

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