またあたらしいことばを考えている 詩ではないことばを考えている (「フレットレス」) 三角みづ紀、29歳。詩だけが、残った。どこにも存在できない魂を抱えて、存在しない街を歩き、存在の幻と冷たい接合をくりかえす。「詩人にしかなれない」と思い定めて、新しいコトバの扉が開かれる。
本体2,000円+税 四六判並製・106頁 ISBN978-4-7837-3222-8 2010年10月刊