この一連の 平明なことばのひろがりのなかで (「心」) 「地上を想い起こしながら」「外のなかで」「かたわらの歌」の三部構成によることばの起伏をゆるやかに歩きながら、人の生にそれとなく去来するものの光と陰が呼び起こす29篇。高見順賞を受賞した『具現』以降、4年ぶりの新詩集。装幀=清岡秀哉
2640円(税込)A5判変型上製・96頁 ISBN978-4-7837-3750-62021年6月刊