江田浩司『律――その径に』
旅ゆく人のかたはらで
旅ゆく人のかたはらで
やすらかに信ずることがあれば
ことばの息をみぢかに感ずる
ある男がひとりで笑ひ
さびしさにやがて消えゆくあゆみ
(「「ない」について」)
「……ゆふぐれ/うつくしい沈黙が/わたしの服を織つてゆく/生きてゐることを確かめるために/ゆびの匂ひをかひでみる」(「ほんの少しの」)。師岡井隆の御霊に捧ぐ、ハイブリッド形式の詩歌(うた)。装幀=中島浩
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本体1500円+税
オンデマンド版(ペーパーバック)・142頁
ISBN978-4-7837-3747-6
2021年4月刊