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新刊情報

野沢啓『発熱装置』


融通無碍の新境地


ことばが放たれたがっている
誰のものでもないことばが場所をもとめている
だからこの空間は用意されるのだ
(「発熱装置」)

古今東西のテクストからの富を糧に、ことばがことばを誘発し、挑発する。自在なことばの装置が縦横に駆動する、著者26年ぶりの詩集の方法的発熱! 評論集『単独者鮎川信夫』と2冊同時刊行。装幀=中島浩

本体2500円+税
A5判変型上製・120頁
ISBN978-4-7837-3689-9
2019年10月刊

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