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房内はるみ『窓辺にいて』


時の花びら


今は不在のうえで光だけがゆれて
その静寂にそっとふれてみる
やわらかくてつかみきれない感情は
舞いおちる一枚の葉のよう
(「窓辺にいて」)

めぐる季節の光と影のうつろいのなか、静寂にゆらめき輝くいのち。生と死をいだき窓辺から遠くへ詩をしたためる。12年ぶりの新詩集。装画=中林三恵

本体2400円+税
A5判上製・96頁
ISBN978-4-7837-3662-2
2019年7月刊

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