心の源流をたどって
いつ 何に どうして
呼ばれるまで
放たれたままの問いを抱き締めている
(「呼ばれるまで」)
「私を流してきたものは何か、それを何に呼ばれて流れてきたのかと言い換えてみる。
すると、それは、いつまで呼ばれるのか、果たして呼ぶものなどあるのだろうか、そんな疑問とも希求ともとも知れぬ道標が見えてきて、むしろそれに終わりがないことがわかるのだ」(あとがき)。自らを詩作にいざなう源流をあらためてたどる最新詩集。
本体2500円+税
A5判並製・130頁
ISBN978-4-7837-3664-6
2019年6月刊
