朝 鏡の中に私がいなかった 写っているのは蒼穹に浮かぶ飛沫の雲…… (「朝」) 「夢見られてきた詩画集がここにある。形象と言葉と、「未来の記憶へと続く堤防を」一体になってすすむ、そのシンプルな姿がうつくしい」(野村喜和夫)。ブックデザイナーとしての経験と、戦前のモダニズム詩への造詣の深さを生かし、はじめて詩と絵による一冊を上梓する。
本体2,200円+税 B5判上製・48頁 ISBN978-4-7837-3190-0 2010年8月刊