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松浦成友『斜めに走る』


心の膜、光の透過


空虚をきれいに彫り上げたとき
            すべてが終焉する
そのとき初めて消えていった木屑の数々を思い出す
あれこそが生そのものの姿ではなかったかと
(「彫る」)

目にみえない夢のありかまで――。光のなかで色と色とが重なっていく。彫り進める、生の営み、詩30篇。

本体2200円+税
A5判変型上製・98頁
ISBN978-4-7837-3651-6
2018年12月刊

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