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大橋政人『朝の言葉』 


いつ聞いても 新しい


岩宿第二踏切の土手の下
その列を見ながら
6時の涼しさの中で
初めての人と
長いこと立ち話をした
(「6時の人」)


「「くらし」に因んで日常生活の中のあれこれを題材とした詩を選んだ」(あとがき)。20行を行き、20行を帰る。詩型の堰から溢れ出る風光に、人間が生きることの懐かしさが漂う。三好達治賞受賞の『まどさんへの質問』につぐ、最新詩集。

本体2400円+税
A5判上製・124頁
ISBN978-4-7837-3616-5
2018年7月刊

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