未知の共同性(パーティー)が今コトバと空虚のあわいで ふたたび始まろうとする。意味とイメージからわずかに浮 いた葉体の上で、生と死さえもたちまじり足をふみならす。 髙谷和幸の詩は、人間以下・以上(ヴェジタブル)の透明 な影たちの不思議な舞踏会へと、私たちを招き入れていく。 ――河津聖恵
本体2,200円+税 A5判並製・96頁 ISBN978-4-7837-3186-3 2010年7月刊