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平岡敏夫『塩飽から遠く離れて』


また還る日は


戦後八十年、塩飽の浜辺の墓原に眠っていたのでありました。
同時に王頭山頂の上の遥か上の蒼空を漂っていたのでありました。
塩飽から無限に遠く離れて。
(「塩飽から遠く離れて」)

〈無名の父・母・姉・弟・妹らを塩飽というトポスのなかで記しておきたい〉という詩人の切なる想いによって、遥かな歴史を抱き時代の荒波をおおらかに漕ぎわたった塩飽人の姿が鮮やかに記される、新詩集。カバー写真=新井豊美

本体2200円+税
A5判変型並製・96頁
ISBN978-4-7837-3557-1
2017年1月刊

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