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現代詩文庫『有馬敲詩集』


フォークソングの歌詞から生活語詩の提唱へ


いまは隠喩の世紀末だ
もの悲しい病菌を防ぐための薄いゴム袋さえ
けっして言葉をにごして伝達するな
(「世紀末の隠喩」)


「言葉あそびで体をかわすかと思えば、『生活語詩集』などと斬り込んで来る」(高石ともや)。「値上げ」の曲で知られる「変化」等、代表作をはじめ、ときにユーモラスに、ときに辛辣に時代を見つめ、発信し続ける著者の近年の作品までを収録。
解説=片桐ユズル、倉橋健一、水内喜久雄

本体1,300円+税
四六判並製・160頁
ISBN978-4-7837-1003-5
2016年10月刊

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