森本孝徳『零余子回報』

第66回H氏賞受賞!
第66回H氏賞受賞!
たまさかには、茫乎屋が綾とりとして魅まれ、紀伝体で田をぬく千鳥足になる。だからぼくは手真似で食をつくる。本で読むように疲れは餅の擬にも滲む。消入りそうな風采で骨だけを遺す一寸試だ。
(「かるたぜ」)
本体2,000円+税
A5判並製・88頁
ISBN978-4-7837-3504-5
2015年10月刊
たまさかには、茫乎屋が綾とりとして魅まれ、紀伝体で田をぬく千鳥足になる。だからぼくは手真似で食をつくる。本で読むように疲れは餅の擬にも滲む。消入りそうな風采で骨だけを遺す一寸試だ。
(「かるたぜ」)
本体2,000円+税
A5判並製・88頁
ISBN978-4-7837-3504-5
2015年10月刊