森本孝徳『零余子回報』

第66回H氏賞受賞!
第66回H氏賞受賞!
たまさかには、茫乎屋が綾とりとして魅まれ、紀伝体で田をぬく千鳥足になる。だからぼくは手真似で食をつくる。本で読むように疲れは餅の擬にも滲む。消入りそうな風采で骨だけを遺す一寸試だ。
(「かるたぜ」)
「詩人が、ひとりでも踊る覚悟で、己の極みとして歩行を進めることは、単純化された言葉が支える社会へのアンチテーゼの他ないだろう」――藤原安紀子
現代詩手帖賞受賞から2年、未見の領野をひらく第1詩集。装画=若村大樹
〇同じ著者によって
『懐炉』(2026年)
『暮しの降霊』(2020年・第36回詩歌文学館賞)
本体2,000円+税
A5判並製・88頁
ISBN978-4-7837-3504-5
2015年10月刊