現代詩文庫『続・岩田宏詩集』

日本語つかいの名手、その閃き
日本語つかいの名手、その閃き
風通しのいい部屋で ある夏の日の夕ぐれ
予告もなしに細長い棺桶が運びこまれた
ぼくはそれを釘に打ち重油をかけて焼いた
おふくろは骨だけになり今は骨箱に住む
(「部屋」)
本体1,300円+税
四六判並製・160頁
ISBN978-4-7837-0989-3
2015年6月刊
風通しのいい部屋で ある夏の日の夕ぐれ
予告もなしに細長い棺桶が運びこまれた
ぼくはそれを釘に打ち重油をかけて焼いた
おふくろは骨だけになり今は骨箱に住む
(「部屋」)
本体1,300円+税
四六判並製・160頁
ISBN978-4-7837-0989-3
2015年6月刊