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望月遊馬『水辺に透きとおっていく』

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第26回歴程新鋭賞受賞!


わたしは心の錘に布をかけて
冬のレンズのむこうで眠りについている
うつくしい
うつくしい
(「写真のなかでクレイシュの子どもたちが溢れて」)


どこに、ことばはあるのだろう。どこに、詩はあるのだろう。どこに、
もう、音しか聞こえない、――終わりになるための/しずかな/音。
装画・装幀=白井ゆみ枝

本体2,000円+税
四六判並製・98頁
ISBN978-4-7837-3472-7
2015年5月刊

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