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中野完二『へびの耳』

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四半世紀ぶりの新詩集!


へびは
下あごから腹まで
全身を耳にしているのではないか
(「へびの耳」)


「蛇に耳がある、なんて思ったこともなかった、そういうぼくに、蛇が、人間なんてそんなものさといっている声が聞えて来ました。(…)中野さんは人間ですが、蛇の眼や耳で世界を洞察できる。これは蛇を足場にしてより深く世界をつかもうと、持続的にがんばって来た中野さんの成果です」(三木卓)。へびの詩人、四半世紀ぶりの新詩集!

本体2,600円+税
A四六判上製・208頁
ISBN978-4-7837-3453-6
2014年10月刊

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