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広瀬弓『みずめの水玉』

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第11回日本詩歌句随筆評論大賞 詩部門奨励賞受賞!



水は光の容れものだから
かがやく
天上の顕わのすべて
うごめきあそぶ
(「水は光の容れものだから」)


「現代の「水の女」はまた“ヒロシマ”の娘でもあった。これはその“ヒロシマ”の娘の時代への静かな警告と鎮魂の書である」(吉田文憲)。ヒロシマ、ダムに沈む町、看取り……地上と天上を行き来しながら水を求めて移動しつづける詩人の、新たな交感の物語。装画=辻憲

本体2,400円+税
A5判上製・96頁
ISBN978-4-7837-3439-0
2014年9月刊

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