あらたな写生への道
それなしでは人間もまたありえないであろうこれら単純なふるまいや体験が生き生きと回復することを願いつつ、それらをことばの明示と暗示のはたらきを通して記述するにはどうしたらいいか。(前書)
見えるものを通して見えるものを記述する――しかし、見えるものが十分に見えてくるためには、見えないところを遠まわりしてこなければならない。詩集『明示と暗示』で試みられた「明示法」を起点として、あらたな写生への道を歩みたどろうとする考察文集。装幀=夫馬孝
本体2,500円+税
四六判上製・240頁
ISBN978-4-7837-1692-1
2014年4月刊
