高平よしあき『わたくしたちの 列車』

みんな、乗り合いの
みんな、乗り合いの
いつの間にか 春が 終わっていて
ふわっと 小さな駅のプラットホームに立っている
旅の季節がきたみたい
(「旅の季節」)
本体2,500円+税
A5判変型上製・110頁
ISBN978-4-7837-3513-7
2016年1月刊
いつの間にか 春が 終わっていて
ふわっと 小さな駅のプラットホームに立っている
旅の季節がきたみたい
(「旅の季節」)
本体2,500円+税
A5判変型上製・110頁
ISBN978-4-7837-3513-7
2016年1月刊
精緻な分析がある。対象への深い愛がある。同時代の思想や芸術への広い視野にも欠けていない。そしてなにより、それらすべてを運ぶ文章がすばらしい。本書は、現代アメリカを代表する詩人マイケル・パーマーのモノグラフとしてのみならず、第一級の詩論書として、近年まれにみる成果のひとつに数えられよう。この危機の時代、希望としての「詩における非知」(アガンベン)を夢見るすべての人に、一読をおすすめしたい。
――野村喜和夫
本体3000円+税
四六判上製・282頁
ISBN978-4-7837-2629-6
2015年12月刊