詩の本の思潮社

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高平よしあき『わたくしたちの 列車』


みんな、乗り合いの


いつの間にか 春が 終わっていて
ふわっと 小さな駅のプラットホームに立っている

旅の季節がきたみたい
(「旅の季節」)


「高平さんは詩を書くことによって、心の最も大切な部分を損なうことなく育ててきた。持ち前の、とっておきの優しさとユーモアにくるんで……。どんなに辛く悲しい運命も、季節の巡りに恢復して行くだろう。あなたは変わることなく独り旅を続けながら、これからも豊かな詩を書き続けて行くだろう。勿論、わたくしたちの 列車に乗って――」(高貝弘也)。装幀=尾関裕隆

本体2,500円+税
A5判変型上製・110頁
ISBN978-4-7837-3513-7
2016年1月刊

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