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2023年12月27日発売 現代詩手帖1月号

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現代日本詩集2024

作品
谷川俊太郎 さて
中村 稔 魂の行衛
安藤元雄 木の葉の光
粕谷栄市 小さい人間
北川 透 転がっていく祭壇
吉増剛造 雛の家
八木忠栄 神さまたち
藤井貞和 隠国(こもりく)の人々
高橋順子 しろつめくさ
佐々木幹郎 チェンバロのように
荒川洋治 松島の道
井坂洋子 赤 「夕鶴」より
稲川方人 遠い雷光の地、論証の日々
瀬尾育生 rosa
吉田文憲 呼ばれているのに
朝吹亮二 南風
野村喜和夫  LAST DATE付近
江代 充 道の思い出
池井昌樹 知らないで 他二篇
城戸朱理 亡国
小池昌代 夢のなかの果実
四元康祐 雲の調停 Mediation by the Clouds
多和田葉子 わたしだけの本棚
高貝弘也 鎮魂歌/記憶
川口晴美 コインランドリーと黒豹で
和合亮一 首
蜂飼 耳 詩の語り手について
日和聡子 光明
小笠原鳥類 魚の名前の漢字――魚の名前のカタカナ――。赤鱝・赤鱏――アカエイ――。
石田瑞穂 揺籃晶
藤原安紀子 羊毛乗 ツクノママ、とおい非においての短詩文 #13
中尾太一 音楽よ、こんにちは
岸田将幸 虹色な日々よ
三角みづ紀 赤いトゥナ、青いトゥナ
峯澤典子 白い紙
最果タヒ 燃える森
山田亮太 赤地に白い十字とハートのマーク
暁方ミセイ 月が出ている
森本孝徳 武器軟膏
岡本啓 0年
水沢なお 受粉の手段

長篇詩
宇野邦一光のまちがい、時間のめまい(上)

連載詩
高橋睦郎 倖せそれとも ヨハン・ヴォルフガング・テクストル・ゲエテへ
川満信一 モダン幽霊 言語破れて国興るか
平田俊子 否定形の部屋 なにが詩それが詩
山尾悠子 夜の汽車、女たちⅠ 鏡の中の鏡
井戸川射子 祈願 いい運搬

受賞第一作
文月悠光 生存戦略 第34回富田砕花賞受賞第一作

月評
神尾和寿 思いがけない一言 詩書月評
松本秀文 言葉の「適量」 詩誌月評
笠木拓 エーテルの満ちる園より 睦月都『Dance with the invisibles』 うたいこがれる[短歌]
安里琉太 世界のしずかさ 南十二国『日々未来』 到来する言葉[俳句]

レビュー
依田冬派 Not Born Yesterday 福間健二監督『きのう生まれたわけじゃない』

書評
神山睦美 奴隷の抒情、私たちもまた 竹内英典『伝記』
白岩英樹 革命の始源 佐峰存『雲の名前』
笠井嗣夫 原理論から詩の現場へ 野沢啓『ことばという戦慄―言語隠喩論の詩的フィールドワーク』
鈴木理策 傍観してはいられない 新井卓『百の太陽/百の鏡』

新人作品
1月の作品

選評
峯澤典子 どのようにも読め、読めないという魅惑
山田亮太 「たのしかったできごとだけをくりかえしおもいだすこどものように」

表紙・扉写真=村越としや
表紙協力=小髙美穂
表紙デザイン=中島 浩

増頁特別定価1650円(本体1500円)


次号2024年2月号は、「lux poeticaの詩人たち/世界からの声 抑圧に抗して」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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