2022年4月28日発売 現代詩手帖5月号
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【特集】ポエトリー・リーディング
◎トークセッション
豊﨑由美+広瀬大志+四元康祐+大崎清夏+岡本啓+橘上+平川綾真智+三木悠莉
リーディングという誘惑 カッコよくなきゃ、ポエムじゃない!
◎論考
藤井貞和 戦後を越えてきた朗読
山田亮太 プライベートな空間の往還としての 「往復朗読」に寄せて
佐藤朋子 わたしたちは二度とひとりぼっちにはならない 「ベンチのためのPLAYlist」と〈往復朗読〉より
永方佑樹 詩の肌を纏う都市の手触り 「GeoPossession 声のトポス」の世界
ジョーダン・A・Y・スミス 拡張される文学とトランスヒューマン読者【ルビ:インタラクター】 国境なき「文壇」CŌEMの誕生 スミス和子訳
◎アンソロジー
和合亮一+平川綾真智+ikoma(胎動LABEL)選 #礫の朗読30篇
◎資料
GeoPossessionning Map by CŌEM
第60回現代詩手帖賞発表
◎作品
竹中優子 冬が終わるとき
◎対談合評
小池昌代+岡本啓 詩という獣道をゆく 第60回現代詩手帖賞選考
◎資料
現代詩手帖賞の軌跡 1961-2022
◎組詩
四方田犬彦 金枝
◎受賞第一作
倉橋健一 甦る声 第40回現代詩人賞受賞第一作
◎作品
高橋睦郎 虚像 実像 屈原へ
江代 充 のこりのことの葉
松浦寿輝 人外詩篇27
文月悠光 シースルー 痛みという踊り場で
熊谷ユリヤ 翼なき命たちのために
遠野魔ほろ 息
◎往復書簡
江文瑜+杉本真維子 〈魂の窓〉を開く 謝恵貞・池上貞子訳
◎翻訳作品
江文瑜 何ごとにもはじめてがある 池上貞子訳
◎連載
西成彦 ゲットーの花 世界がゲットー化する時代に
◎クリティーク
木村文 感情が受け付けない詩人 リトアニアから
◎連載
千種創一 アラブ詩の地図の断片 いま、世界で[中東諸国]
川島雄太郎 新たな最小単位へ わたしが詩を書くとき
藪内亮輔 熱のある歌を 日高堯子『水衣集』 昏れてゆく短歌
福田若之 対話はつづく 小津夜景・須藤岳史『なしのたわむれ』/川村秀憲・大塚凱『AI研究者と俳人』 句がふるえるあいだ
◎レクイエム
井川博年 「われら」同時代の兄貴 清水哲男追悼
◎書評
時里二郎 透明な人称として遍在している 奥間埜乃『黯らかな静寂、すべて一滴の光』
渡辺玄英 世界を四捨五入できないぼくらのために 最果タヒ『神様の友達の友達の友達はぼく』
福田拓也 絶えず空白にさらされ続ける語としての「ぼく」 吉田隼人『死にたいのに死ねないので本を読む』
◎月評
須永紀子 ボイスを伝える 詩書月評
山﨑修平 詩と囁き 詩誌月評
◎新人作品
5月の作品
表紙作品=舘田美玖
表紙デザイン=戸塚泰雄
◎「#礫の朗読」関連企画
「#礫の朗読」30篇 朗読動画(朗読=和合亮一、平川綾真智、ikoma 動画作成=MindTradition.)
「#礫の楽音」2022年5月7日特別配信
出演=和合亮一、平川綾真智、ikoma、岡本啓(ゲスト)
定価1430円(本体1300円)
次号2022年6月号は、特集「北川透を読む/清水哲男追悼/菊地信義追悼」を予定しています。どうぞお楽しみに。