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2020年10月28日発売 現代詩手帖2020年11月号

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【特集】二十世紀日本語詩へ

インタビュー
坪井秀人 日本語詩の地層をさぐる

論考
野村喜和夫 思い出すということ 坪井秀人『二十世紀日本語詩を思い出す』
新井高子 鋭く、柔らかく、そして賑やかに 『二十世紀日本語詩を思い出す』を北原白秋を中心に読む
日比嘉高 危機の時代の歌 米国日系移民強制収容所の俳句、短歌
川口隆行 「思い出す」ためのレッスン
岡和田 晃 もう一つの「二十世紀日本語詩」史を想起せずにはいられない

【特集】岡田隆彦を読む

論考
建畠 晢 他者性のまなざし
金石 稔 某々氏の全詩篇点描 岡田隆彦氏の「かたち」
帷子 耀. 黒乃赤鉛筆/a円/B面
城戸朱理 「蓮の花 世界は開く」岡田隆彦に寄せて
杉本 徹 はてしなく流れよ
岸田将幸 未来の塁 『岡田隆彦詩集成』
菊井崇史 巡る光の歌 岡田隆彦をつらぬくウィリアム・ブレイク
奥間埜乃 らせんのけたぐり

特別掲載
藤井貞和+田口麻奈+逆井聡人+木村朗子+村上克尚(司会) 近代に〈繫留〉する 戦後詩に〈正面〉から向き合うこと

巻頭詩
建畠 晢 剝製二題

作品
松浦寿輝 人外詩篇 11
藤原安紀子 ひの森のなか ツクノママ、とおい非においての短詩文
大橋政人 反マトリョーシカ宣言
石川厚志 ばんざいさんしょう
橘 上 男はみんな川崎うまれ/時代はもう現代詩(NOシャブ NO LIFE EDIT)

連載
深瀬サキ(大岡かね子)+赤田康和[聞き手・構成] 夢の中でも画集を探して 大岡信、詩人とその素顔
白根直子 〈短章〉をめぐって 「焰に薪を加えていくように」 永瀬清子研究の現場から

クリティーク
小笠原 淳 楊牧と洛夫 記憶の風景、流木の美学
陳育虹 思考の風格 ルイーズ・グリュックをめぐって 佐藤普美子訳

対談合評
時里二郎+暁方ミセイ 言葉への食らいつきを見たい 新人合評

連載
依田冬派 Cry Baby Cry 架空書店[Librairie imaginaire](最終回)
綾門優季 世界をチューニング 闇雲に言葉を選ばないで
石田瑞穂 UK現代詩の新世代たち いま、世界で[イギリス]
早﨑主機 小林秀雄訳『テスト氏Ⅰ』 戦前期の詩書を読む(最終回)
久保 隆 虚無の情感、無限の優しさ 鮎川信夫『宿恋行』 詩集偏愛図書館
髙木敏次 この道の先へ帰りたい わたしが詩を書くとき
外山一機 二つのまなざし 加藤康男『双葉山の邪宗門』 俳句の静脈
井上法子 言葉に仕える祭司として 川野芽生『Lilith』 ここから、歌の世界は

書評
吉田文憲 マジカルな〈うた〉の発生する場所をめぐって 藤井貞和『〈うた〉起源考』
中本道代 この世の歓び 有働薫『露草ハウス』
麻生直子 象形の絵図と抒情の潤雫 池田瑛子『星表の地図』
岩木誠一郎 声のゆくえ 斎藤恵子『熾火をむなうちにしずめ』

レビュー
松本秀文 最果まで何マイル? 最果タヒ展とオフィシャルブック『一等星の詩』

月評
福田拓也 詩の根源にある死 詩書月評
中島悦子 現代詩の故意 詩誌月評

新人作品
11月の作品

定価1430円(本体1300円)


次号2020年12月号は、「現代詩年鑑2021」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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