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イベント情報

小池昌代〈神保町:詩の工房〉

2025年12月16日

●日程
○1月11日
○2月1日
○3月1日
以降、だいたい月はじめの日曜日の予定です。いずれも14時から。
※基本、全6回出席をお願いしています。

1月 実作批評(ガイダンスを含む)
2月 実作批評
3月 実作批評
4月 近代詩 (朔太郎と賢治 比べ読み)
5月 現代詩 (現代詩人と読む作品批評会。ゲストをお招きし、現代詩作品のなかから数篇を選出、多角的な読みを創造する場とします)
6月 実作批評

「神保町・詩の工房」では、参加者とともに、毎回、詩をめぐる時間を新しく組み立てていきます。初回は、ガイダンスとともに、詩の実作合評会と詩をめぐるレクチャーを行う予定です。詳細は改めてお知らせしますが、作品がお手元にある方は、ぜひ、お送りください。これから書いてみたいという方も大歓迎です。詩の送り先は下にある受講申し込みとともに、こちらのメールアドレスにお送りください。→radicalsuntower@gmail.com

神保町EXPRESSION
千代田区神田神保町2-20-6恒倉ビル B1F
料金:5000円
問合:radicalsuntower@gmail.com(今と未来の詩)
詳細:https://x.gd/TRpQg

●当日スケジュール
○13:30 開場
○14:00~16:00 講座
○16:00~ 質疑応答など。
※途中退場などは自由です。
※会場は、ソファ席6席、カウンター席6席、テーブル4卓(最大12席)、個室7室、ボックス席2席とけっこうな広い場所を貸し切りで使っています。

●参加費
・1回、5,000円(税込)
・全6回分一括支払いの場合、27,000円(税込。3,000円割引)になります。
・現金決済のみとなります。なるべくお釣りのないようご用意いただけますと幸いです。
・参加費は当日、受付でお支払いください。
・領収書を用意しています。必要な方はお申し出ください。
・講座は全6回ですが、単独参加も大歓迎です。
・クレジットカード、交通系電子マネー、各種PAY類はご利用いただけません。現金でのお支払いをお願い致します。 

●お申し込み
予約が必要です。申し込みは、①お名前、②携帯番号などのご連絡先、③メールアドレス、④自作の詩(初回はなくてもかまいません。既に書いた詩がある方は、どうぞメールにてお送りください)、をご記入の上、こちらにメールしてください。担当は穂原俊二&岩根彰子になります。

神保町に詩の工房が生まれる。
この工房では、
詩を書くこと、読むこと、語ること、声に出すことを通して
ものに ひとに ことばに 自分に 世界に肉薄する。
言葉を粘土のように使い、〝かたまり〟を作り、
それをひとまず詩と呼び、それについて語りあう。
これは〈詩〉か? というものを
勇気をもって差し出す
実験する
百年前 千年前にも詩人はいた
日本語で書く詩人はいた
自分を詩人と知らずに生きている人々もいた
詩は あれからも 
途切れることなく 
人間の生活に
花や樹木のように深く根をおろし
わずかな力で人を支える
ここでは すべてのひとが水平に並ぶ
長く詩を書いている人 初めて書く人
長く読んで来た人 まったく読まない人 
書きあぐねてしまって すこしやすみたい人
詩があまりにわからなくて 途方にくれる人
詩に怒りを覚える人 愛情を注ぐ人
自分が詩人であることに気づかない人
わたしはいまもわからない――〈黙考し〉〈しゃべり〉〈聴き〉〈役割を降り〉〈述べ〉〈読み〉〈書く〉〈そして、書く〉〈ただ、そこにいる〉〈何もしない〉〈誰かが読む〉〈わたしが読む〉〈変わる〉〈創る〉〈壊す〉〈見つける〉〈息を吸う〉〈生きる〉〈変身する〉――詩の工房・小池昌代