詩の本の思潮社

ホームイベント情報月別リスト > アーカイブ
イベント情報

ハンセン病文学と出会う

2023年03月28日

『詩集 いのちの芽』岩波文庫 刊行記念トークイベント「ハンセン病文学と出会う」

日時:2024年10月25日(金) 19:00-21:00(18:30 開場)

出演:木村哲也(国立ハンセン病資料館)、西浩孝(編集室水平線)、伊藤幸太(忘日舎)、藤井一乃(思潮社、司会)

会場 Space & Cafe ポレポレ坐(JR総武線・東中野駅)
〒164-0003 東京都中野区東中野4丁目4−1 ポレポレ坐ビル1F

料金 2000円+1ドリンク 

*会場での現金支払いのみ。当サイトでお申し込み後、イベント当日は受付でお名前をお知らせください)

申込:https://peatix.com/event/4124121/

共催 編集室水平線、忘日舎

後援 岩波書店

今年8月、岩波文庫にて大江満雄編『詩集 いのちの芽』が刊行されました(オリジナル版は1953年、三一書房より刊行)。
本詩集は、昨年、国立ハンセン病資料館の企画展で再刊され広く話題を呼びましたが、それまで一度も再刊されたことがなく「幻の詩集」となっていました。
しかしこの71年間の間にも、大江満雄、村松武司、永瀬清子、鶴見俊輔、姜信子、若松英輔…等々。ハンセン病文学の灯を絶やすことなく読み継ぎ、受け継いできた人たちがいます。今回のトークイベントでは、編集者、出版者、書店主、学芸員それぞれの立場から、ハンセン病文学に深く学びながら仕事をしてきたメンバーが集まり、先人たちにも思いを馳せながら、いま、私たちがハンセン病文学とどう出会い、読み継ぐか、『詩集 いのちの芽』を手に、その可能性を語り合います。


出席者プロフィール:

木村哲也:国立ハンセン病資料館学芸員。2023年企画展「ハンセン病文学の新生面―「いのちの芽」の詩人たち」担当。『詩集 いのちの芽』(岩波文庫、2024年)解説を執筆。

西 浩孝:「編集室水平線」社主。『癩者の憲章―大江満雄ハンセン病論集』(大月書店、2008年)、木村哲也『来者の群像―大江満雄とハンセン病療養所の詩人たち』(編集室水平線、2017年)の編集を手掛ける。

伊藤幸太:西荻窪にあった書店「忘日舎」店主(現在、インターネットのみで営業)。ハンセン病文学関係の書籍を積極的にあつかい、サウダージ・ブックスのアサノタカオ氏と読書会「やわかくつなげる」なども開催。


nullnull

平川綾真智 NFT現代詩展 『転調するために』

2023年03月09日

null

平川綾真智 NFT現代詩展 『転調するために』

web上の詩の潮流をリードする1人、平川綾真智さんの初めてのNFT作品の展覧会です。
情報随時更新。
*本展にあわせ、多数の関連イベントを同時多発的に開催! 詳細は下記をご参照ください。

会期:2023年3月15日〜

会場:メタバース美術館
https://oncyber.io/ja/ayamachi_hirakawa_2023

展示風景紹介


鑑賞方法
null

関連イベント
関連イベント情報(随時更新)
https://lit.link/tenchousurutameni

null

「ポエットVR」~トークセッション・メタ現代詩~
Web3へ発するトークと詩の朗読!

日時:2023年4月21日(金) 20:30開演(20:00開場)

アーカイブ視聴


出演:広瀬大志、おきゅたんbot、ikoma(胎動LABEL/渋谷のポエトリーラジオ)、平川綾真智& more

「ポエットVR」概要
生成系AIの加速度的な発達、Web3,0の概念など大きく動き出している昨今、これまで人間の心を掴む詩を書く特権的な存在だった詩人の動きも大きく変わるかもしれません。
このイベントは、領域横断していきながら広がっていく現代詩と社会の動向を発信し、トークや詩の朗読など盛りだくさんの輝く時間を、あなたにお届けいたします。

トークイベント「20時間後のオープニングセレモニー」

日時:2023年3月15日 20:00start
Twitterスペース上で開催(アーカイブを下記から視聴できます)
https://twitter.com/i/spaces/1yoKMZMODDjGQ

先行企画メタバース・イベント展「#bondeeメモポエトリー展」
null

メタバースSNS「Bondee」を使用した詩の個展です。
80枚以上のメモポエトリーが、NFT現代詩展の会期中に変化していきます。

Bondeeに参加している方は、下記QRコードからアクセス
null

Bondeeのダウンロードはこちらから
AppleStore
GooglePlay

『転調するために』概要
来るべきシンギュラリティを祝福し、詩人の平川綾真智による個展『転調するために』を開催いたします。私たちは、新しい場所へと来ました。生成系AIの加速度的な発達は、人工知能と人間の臨界点であるシンギュラリティ(技術的特異点)の到来を予見させます。特権的に、人の心へ響く詩を創出してきた人間存在が抱える孤独は、もうすぐ新たな場所へと向かいます。

本展は、メタバース会場とNFT現代詩作品の交差を起点に、詩人の新しい場所への移行と確立の考察を試みます。転調するために、私たちが向き合うべき社会の詩的体験に、ご期待ください。

プロフィール
平川綾真智 
詩人。1979年7月9日、鹿児島県生まれ。熊本県で思春期を送り、詩の活動を開始。
詩誌での活動と並行し、2000年以降のweb上の詩の潮流をリードする一人。
日本現代詩人会、日本詩人クラブ、詩誌『みなみのかぜ』等に所属。「シュルレアリスムと音楽」に関する研究や、音声コンテンツ「礫の楽音」での発信など、その活動は多岐に渡る。
詩集に、『市内2丁目のアパートで』(詩学社/2002)、『202.』(土曜美術出版販売/2009)、『h-moll』(思潮社/2021)。

後援:思潮社