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「シリーズ 台湾現代詩」ワークショップ

2010年09月28日

「シリーズ 台湾現代詩」ワークショップ②
台湾現代詩とアイデンティティの表象をめぐって

日時:10月24日(日)13:00~18:00
場所:跡見学園女子大学文京キャンパス2号館M2301号室
(丸の内線茗荷谷駅下車すぐ)


[はじめに]三木直大(広島大学)
「台湾現代詩とアイデンティティの表象をめぐって」

[第1部]報告と講演
【報告】
席慕蓉(詩人、内蒙古大学名誉教授)
焦桐(詩人、台湾国立中央大学教授)
【講演】
辻原登(作家、東海大学教授)
(司会:池上貞子)

[第2部]討論と朗読
【討論会】
席慕蓉、焦桐、辻原登、野村喜和夫(詩人)、
蜂飼耳(詩人)、池上貞子(跡見学園女子大学)、
佐藤普美子(駒沢大学)
【朗読会】司会:松浦恆雄(大阪市立大学)
席慕蓉、焦桐、野村喜和夫、蜂飼耳


席慕蓉さんは中国四川省の生まれで、1954年に台湾に渡りました。原籍は蒙古チャハル盟で、作品には「モンゴル人」アイデンティティが濃厚に表現されています。
焦桐さんは台湾南部の都市・高雄生まれの本省人詩人です。政治・飲食・文学を題材に台湾アイデンティティの表象をめぐる多様な実験作を発表し続けています。
そこで、お二人の詩人の作品を読み解く手がかりとして、「台湾現代詩とアイデンティティの表象をめぐって」というテーマを設定してみました。
また、作家の辻原登さんは焦桐さんの長年のご友人です。討論会では野村喜和夫さん、蜂飼耳さんに加わっていただき、台湾・日本・中国の現代詩におけるジェンダーの表象についても考えます。



問い合わせ先:三木直大(naomiki@hiroshima-u.ac.jp)
主催:台湾現代詩研究会
後援:思潮社
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