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やまだ紫『樹のうえで猫がみている』

2010年02月09日

やまだ紫『樹のうえで猫がみている』が、2月末に発売になります。
それに合わせて「現代詩手帖」3月号にて特集を予定しています。


定価2310円(税込) A5判変型168頁
ISBN 978-4-7837-3171-9 C0092 ¥2200E


「ラ・メール」に連載され、1990年にまとめられた著者唯一の詩画集を復刊!
宮柊二ひきいる「コスモス」に連載された「見上げれば虹」ほか、
単行本未収録の詩と絵を豊富に収録する決定版!


作家論=つげ義春、佐野洋子、井坂洋子
対談=吉原幸子・やまだ紫

やまだ紫は人が、ごく当り前にする事、その年齢の自然が人間にさせてくれる事を、
自然に引き受けて生きている人だと思う。そしてそれがどんなにか、豊かな喜びや
哀しみや苦しみを創り出してくれるかを知って生きている、いや生きることはそのこと
につきる。――佐野洋子


やまだ紫
1948年9月東京都世田谷区に生まれる。1969年「COM」にて5月号にてデビュー。
その後、結婚育児による休筆ののち1978年に復帰。『はなびらながれ』『しあわせつ
ぶて』『新編 性悪猫』『しんきらり』『ゆらりうす色』といった作品の数々は、女性漫画
と称され、その後の女性たちに大きな影響を与えた。
漫画、詩、エッセイの多方面で活躍。2009年5月歿。代表作である『性悪猫』『しんき
らり』『ゆらりうす色』の3冊が小学館クリエイティブより復刊。


現代詩手帖3月号予定 定価1200円(税込) 2月末発売!


[対談]井坂洋子×白取千夏雄
[単行本未収録資料]やまだ紫「番人」(原作・井坂洋子)
[著作一覧・略年譜]
[エッセイ]齋藤愼爾、上野昂志、高取英、村上知彦、檜垣立哉、
こうの史代、吉田アミ、岬多可子、棚沢永子、山本ふみこ、三角みづ紀


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