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第8回鮎川信夫賞が決定しました!

2017年03月03日

第8回鮎川信夫賞は、3月3日、日本出版クラブ会館で選考会が行われ、
*荒川洋治『北山十八間戸』気争社
伊藤浩子『未知への逸脱のために』思潮社

に決定しました。
「受賞のことば」「選考経過」など、詳細は「現代詩手帖」2017年4月号に掲載します。
賞の贈呈式は、2017年4月7日(金)午後6時より、アルカディア市ヶ谷にて。

◎第8回鮎川信夫賞・概要
*選考委員=北川透、吉増剛造
*賞金=50万円(各25万円)
*主催=鮎川信夫現代詩顕彰会
*賞の対象となったのは、2016年1月1日から同年12月31日までに刊行された詩集、及び詩論集(ただし翻訳、再版、選集、外国語によるものは除く)のうち、公募と推薦のあった104冊。第1次選考をへて下記10冊が最終候補作品となりました。
荒川洋治『北山十八間戸』(気争社)
井川博年『夢去りぬ』(思潮社)
伊藤浩子『未知への逸脱のために』(思潮社)
岩成達也『森へ』(思潮社)
最果タヒ『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(リトルモア)
山田亮太『オバマ・グーグル』(思潮社)

亀井俊介『日本近代詩の成立』(南雲堂)
近藤洋太『詩の戦後――宗左近/辻井喬/粟津則雄』(書肆子午線)
樋口良澄『鮎川信夫、橋上の詩学』(思潮社)
矢野静明『日本モダニズムの未帰還状態』(書肆山田)

◎受賞者略歴
・荒川洋治 あらかわ・ようじ 1949年4月18日生
1971年、第1詩集『娼婦論』刊行。以後、『水駅』(H氏賞)、『渡世』(高見順賞)、『空中の茱萸』(読売文学賞)、『心理』(萩原朔太郎賞)など詩集多数。『文芸時評という感想』(小林秀雄賞)などエッセイ、評論集も多く、昨年『過去をもつ人』で毎日出版文化賞書評賞を受賞。
・伊藤浩子 いとう・ひろこ 1971年5月27日生
2008年、第1詩集『名まえのない歌』。以後、詩集に『wanderers』、『undefined』。哲学的な思考に裏打ちされた筆力で、詩と散文の境域に独自の表現世界をつくる。

◎これまでの受賞作
〈詩集〉
第1回 谷川俊太郎『トロムソコラージュ』
第2回 井坂洋子『嵐の前』、朝吹亮二『まばゆいばかりの』
第3回 藤井貞和『春楡の木』
第4回 四元康祐『日本語の虜囚』
第5回 松浦寿輝『afterward』
第6回 岸田将幸『亀裂のオントロギー』
第7回 蜂飼耳『顔をあらう水』
〈詩論集〉
第1回 稲川方人・瀬尾育生『詩的間伐――対話2002-2009』
第2回 神山睦美『小林秀雄の戦争』
第3回 野村喜和夫『移動と律動と眩暈と』『萩原朔太郎』
第4回 坪井秀人『性が語る――二〇世紀日本文学の性と身体』
第5回 高橋睦郎『和音羅読――詩人が読むラテン文学』
第6回 阿部嘉昭『換喩詩学』
第7回 山内功一郎『マイケル・パーマー――オルタナティヴなヴィジョンを求めて』
〈特別賞〉
第1回 『粟津則雄著作集』全7巻


第7回鮎川信夫賞が決定しました!

2016年02月29日

第7回鮎川信夫賞は、2月29日、日本出版クラブ会館で選考会が行われ、
蜂飼耳『顔をあらう水』思潮社
山内功一郎『マイケル・パーマー――オルタナティヴなヴィジョンを求めて』思潮社
に決定しました。
「受賞のことば」「選考経過」など、詳細は「現代詩手帖」2016年4月号に掲載します。
賞の贈呈式は、2016年4月22日(金)午後6時30分より、アルカディア市ヶ谷にて。

●第7回鮎川信夫賞・概要
*選考委員=北川透、吉増剛造
*賞金=50万円(各25万円)
*主催=鮎川信夫現代詩顕彰会
*賞の対象となったのは、2015年1月1日から同年12月31日までに刊行された詩集、及び詩論集(ただし翻訳、再版、選集、外国語によるものは除く)のうち、公募と推薦のあった109冊。第1次選考をへて下記10冊が最終候補作品となりました。
安藤元雄『樹下』(書肆山田)
近藤洋太『CQ I CQ』(思潮社)
蜂飼耳『顔をあらう水』(思潮社)
平田俊子『戯れ言の自由』(思潮社)
日和聡子『砂文』(思潮社)
森本孝徳『零余子回報』(思潮社)

河津聖恵『パルレシア――震災以後、詩とは何か』(思潮社)
細見和之『石原吉郎――シベリア抑留詩人の生と詩』(中央公論新社)
山内功一郎『マイケル・パーマー――オルタナティヴなヴィジョンを求めて』(思潮社)
若松英輔『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)

*受賞者略歴
・蜂飼耳 はちかい・みみ 1974年6月3日生
1999年、第1詩集『いまにもうるおっていく陣地』刊行。翌年中原中也賞を受賞し、2000年代の詩人たちの先頭をきって活動。以後、詩集に『食うものは食われる夜』(芸術選奨新人賞)、『隠す葉』。小説『紅水晶』、エッセイ集『おいしそうな草』、絵本『うきわねこ』など。
・山内功一郎 やまうち・こういちろう 1969年4月3日生
アメリカ詩研究を専門とし、日本現代詩にも批評の目を向ける。共著に『記憶の宿る場所――エズラ・パウンドと20世紀の詩』、訳書に『粒子の薔薇――マイケル・パーマー詩集』、監訳書に『「マイ・ライフ」より――リン・ヘジニアン詩集』などがある。