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現代詩文庫『続・伊藤比呂美詩集』

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天衣無縫な語り物


消えてゆく言語はスウィートだ、
関係がそこで消えても、
彼の記憶がそこで消えても、
声に出し消えてゆく言語はとてもスウィートだ、
(「ナシテ、モーネン」より)

「前世に向かって流浪を続ける詩人伊藤比呂美。存在の始源に立ちながら印を結ぶ。その分身術が見ものです」(石牟礼道子)。『のろとさにわ』『わたしはあんじゅひめ子である』『手・足・肉・体』など、ニホン語に新しい扉を開いた展開期の作品を網羅する、待望の作品集成! 解説=ジェフリー・アングルス、新井高子、四元康祐、イルメラ日地谷=キルシュネライト

本体1,165円+税
四六判並製・160頁
ISBN978-4-7837-0968-8
2011年7月刊

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