詩の本の思潮社

ホーム新刊情報 > オリオン瞬平『ぼくは歩いていた』
新刊情報

オリオン瞬平『ぼくは歩いていた』

null


第1詩集


ぼくは歩いていた
ただ漫然と、もしかして無意味に時を食らうように
(「照らされて」)


心を探検して、観察ノートを記す。 観察ノートは日々上書きされる。どこで上書きを終わらせるのか。この詩集は、フットノートの終わりの宣言だ。観察という文字列表現が旅支度している。後ろポケットにこの本を入れて歩くと、誰もが心の観察ノートを書きたくなるだろう。実は、わたしも書き始めた。優しいオリオン瞬平が振り向いて笑っている。――萩原朔美

オリオンさんは、詩を書いたり読んだりしていなかった間も、その種を、日々いきていくなかで育み続けていたのだ。――川口晴美

若い日に書き始め、ブランクののちに、新しい出発を果たした詩人による第1詩集。装幀=佐々木安美、装画=佐々木古奈

2640円(税込)
A5判上製・112頁
ISBN978-4-7837-4554-9
2023年11月刊

本のご購入はこちらから