詩の本の思潮社

ホーム新刊情報 > 尾花仙朔『晩鐘』
新刊情報

尾花仙朔『晩鐘』


第34回現代詩人賞受賞!


――詩人とは
言霊の在り処をひたすら探し求めてゆく
孤独な漕役囚なのかもしれない
(「命終の日に」)


「人類の歴史の過去と現代を俯瞰し、未来を予見する力を培うひとりの物書きが生きた時代の証を遺したい、と思い本詩集を編みました」(あとがき)。〈個〉と〈世界〉との関わりを主題に端正な詩を紡ぎ続ける詩人が、米寿を迎える現在の地点から、奥深い知識と多彩な詩的表現を駆使し、心ならずもこの世を去った多くの死者たちに捧げる救済と鎮魂の祈り。

本体2,800円+税
A5判上製・134頁
ISBN978-4-7837-3502-1
2015年10月刊

本のご購入はこちらから