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『歩くための地誌――新井豊美評論集Ⅱ』

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歩行のリズムに導かれて


誰のこころにも、どんな犬にも、歩行のための地図というものがあるだろう。そのための地誌を語りたい。
(「歩くための地誌」)



「新井さんは対象世界に、歴史的視点で存在主体に問いかける核心につきすすむことを目指していった、そこに新井さんの宿命的な倫理としての特性をみる」(倉田比羽子)。対象への澄明な眼差しと詩への愛情に支えられた14の詩人論と、著者の詩の魅力に通じるエッセイ「歩くための地誌」を収載。装幀=伊勢功治

本体2,700円+税
四六判上製・248頁
ISBN978-4-7837-1697-6
2014年11月刊

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