鳥だった日があるちいさな魚だったことも遠い日のわたしの声にはい、とへんじをする(「はい、とへんじを」) 人生のたそがれ時、まどろみの中に浮かぶ、幼年の頃の思い出、若き日の恋、かつて見た夢。いま、ひととき、このいのちを慈しみ、ことばに託す25篇。装幀=森本良成
本体2,500円+税 A5判変型上製・138頁 ISBN978-4-7837-3392-8 2013年10月刊