高橋綾子『アンビエンス――人新世の環境詩学』
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新たな知覚的探求のために
新たな知覚的探求のために
「アンビエンス」の感覚を汲みだしながら「名前を呼ぶ」ことが詩の使命なのではないだろうか。
(「終わりに」)
世界の感覚を呼び覚ます「アンビエンス」とは何か。現代アメリカを代表する女性詩人ブレンダ・ヒルマン、アン・ウォルドマン、ルイーズ・グリュックらに顕れる「人間以上の感覚」、和合亮一の震災以後の詩、高良留美子の詩と思想を環境詩学から捉え直す。日米8人の詩人の分析を通して「人新世」の議論へ架橋する、環太平洋的環境詩学論!装画=赤松怜
2640円(税込)
四六判並製・208頁
ISBN978-4-7837-3825-1
2022年3月刊