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2025年10月28日発売 現代詩手帖11月号


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【増頁特集】トリビュート☆ 谷川俊太郎Ⅲ――詩の未来に

巻頭詩
谷川俊太郎 コカコーラ・レッスン

トリビュート
正津勉 羊歯譚
瀬尾育生 谷川俊太郎への註
井坂洋子 夭折のような長命
友部正人 詩とステテコ
朝吹亮二 『定義』のこと
野村喜和夫 「ハピトゥム テム チャ」の方へ 『定義』と『コカコーラ・レッスン』の谷川俊太郎
松下育男 詩の前で黙るために
時里二郎 詩人の身体から言葉の身体へ
萩原朔美 言葉を洗う
原成吉 太平洋をつなぐ詩の夕べ 谷川俊太郎とゲーリー・スナイダーのポエトリー・リーディング
柴田元幸 谷川俊太郎翻訳秘話
ぱくきょんみ タニカワ・ビーム、まぶしいぞ!
城戸朱理 谷川俊太郎、透明な他者
小池昌代 怪力、普遍のじいさま
金井雄二 谷川さんの絵本について語ろう
細見和之 東の谷川、西の金
川口晴美 生き続ける「生きる」
田口犬男 谷川さんの思い出
日和聡子 出立
藤原安紀子 「ゆきのちゃん」のこと
中尾太一 残った時間の親しみ
唐作桂子 遊泳
松本秀文 谷川俊三郎
鈴木一平 住処
青柳菜摘 ロマン 谷川俊太郎さんへ
ディエゴ・マルティーナ 日常を照らす光としての詩 谷川俊太郎と未来
西プネウマ 勝手なわたしたち交信を続けます 谷川俊太郎『今日は昨日のつづき どこからか言葉が』


連載最終回
北川透 自己解体としての近代 安智史『萩原朔太郎と詩的言語の近代』の方へ 壊れものとしての〈現在〉へ

作品
小沼純一 晩夏歩
白鳥央堂 姉妹(窓辺より)
長谷川美緒 ひらく

連載詩
高橋睦郎 旅立ち 何処へ フェルナンド・ペソアと異名者たちへ
古川日出男 水の子供と火の子供 火歌 hiuta

海外詩
リュビツァ・ライキッチ 私はあなたの答え 小詩集 阪本佳郎訳
ソー・ピナ編 カンボジア詩の現在 アンソロジー 田中庸介・新井高子訳

連載
田口麻奈 美しきクジーヌによろしく 姫高文芸部の記憶
竹中優子 太宰治「トカトントン」の主体と語り 靴下をはんぶん履いてねむる
青柳菜摘 セルフドキュメンタリー セルフインプロヴィゼーション

合評対談
駒ヶ嶺朋乎+久谷雉 言葉でしか築けない繫がり

書評
山内功一郎 至上の朝が訪れる限り 城戸朱理『火山系』『海洋性』
広瀬大志 「夢切り場」を覗く興奮 高柳誠『光の階梯/闇の折り目』
高階杞一 不思議は不思議のままに 大橋政人『初歩的な質問』
柿沼徹 「真実」の再構築 尾世川正明『シュレーディンガーの白いねこ』
谷口鳥子 イエダマサマ イエダマサマ 柴田千晶『イエダマ』

月評
小峰慎也 直交するような他者といて 詩書月評
藤本哲明 有限であることの先で 詩誌月評

新人作品
11月の作品

表紙・扉写真=安村崇
表紙協力=小髙美穂
表紙デザイン、扉・目次=佐野裕哉

特別定価1540円(本体1400円)

次号2025年12月号は、「現代詩年鑑2026」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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