2023年1月27日発売 現代詩手帖2月号
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【特集】日中詩人会議 in 北九州
◎シンポジウム
于堅+西川+閻志+路也+高橋睦郎+平田俊子+竹内 新+渡辺玄英+石松 佳+田原(司会) 詩と遠方 隔たりを巡る詩の旅路
◎作品Ⅰ
北島 旅行日記 田原訳
于堅 三行或いは四行 竹内新訳
西川 内部 竹内新訳
閻志 大雪南行 竹内新訳
路也 草原 竹内新訳
◎作品Ⅱ
高橋睦郎 あなたに
平田俊子 門司、関門海峡 なにが詩それが詩
竹内 新 虚空を巡る
田原 関門橋
渡辺玄英 碑文の一字
石松 佳 海は火と蝶になる
◎アルバム
北九州を歩く
【特集】ポーラ・ミーハンの詩法
◎インタビュー
ポーラ・ミーハン 詩と亡霊を見つけるダンス 聞き手・栩木伸明、大野光子
◎小詩集
ポーラ・ミーハン 最新詩集『腹を空かせた亡霊たちに』より 栩木伸明、大野光子訳
◎詩集を読む
佐々木幹郎 叙事詩の可能性とフィクション、その普遍性
小池昌代 翻訳の大空
◎論考
佐藤 亨 「そこに宿る ジプシーの魂が」 ポーラ・ミーハンと出会う
河合利江 ポーラ・ミーハンと伊勢路を歩く
◎巻頭詩
井戸川射子 誰かの膜 いい運搬
◎作品
髙木敏次 坂道
福田恒昭 夕暮れにめざめて
◎連載評論
蜂飼 耳 告白と日常性の拡張 三角みづ紀 詩の現在へ
高良 勉 宮古群島へ 琉球弧から
桑田光平 ブラザビルの憂鬱 エムロード・クカ 声を集めて――フランス語圏の詩人たち
◎対話
酒井直樹+坪井秀人 「種的同一性」と天皇制 荒地を荒地として生きること
◎レクイエム
たかとう匡子 半世紀に亘る交わりを通して 追悼・安水稔和
金井雄二 詩への勇気を下さった、江森さん 追悼・江森國友
葉山郁生 彩めく雨 追悼・青木はるみ
細見和之 病室で詩を書き続けていた姿 追悼・山田兼士
◎書評
暁方ミセイ ここから常に離れていく人 川田絢音『揺れる船』
青野 暦 団らんの末席にて 栩木伸明『ダブリンからダブリンへ』
望月遊馬 ことばという眼球 瀬崎祐『水分れ、そして水隠れ』
菊井崇史 選ばれし詩行の走行 松本圭二『老犬 その他の詩』
広田 修 絶対と相対の間 松本秀文『詩後(2014-2022)』
◎月評
北川朱実 詩行を、サックスの音が流れて 詩書月評
一方井亜稀 なぞる線、引き寄せる指 詩誌月評
安里琉太 「伝達」の他方へ 『安井浩司読本Ⅰ 安井浩司による安井浩司』ほか 到来する言葉[俳句]
笠木 拓 UD、屈託、反芻 『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』 うたいこがれる[短歌]
◎新人作品
2月の作品
◎新人選評
森本孝徳 凡庸な「新人」の肖像
小笠原鳥類 生物多様性の喜び(困った時は、困ってない時も、動物の名前を次々に)
表紙・扉・目次写真=暁方ミセイ
表紙デザイン=中島 浩
定価1430円(本体1300円)
次号2023年3月号は、「特集・川口晴美、シスターフッドの未来/追悼 岩成達也」を予定しています。どうぞお楽しみに。