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2022年3月28日発売 現代詩手帖4月号

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【特集】新鋭詩集2022

特集作品
青野 暦 測量
鎌田尚美 肉声
北村岳人 ぼくらはいない
小磯洋光 temporary matter(self-translation)
小島日和 渡来
蜆シモーヌ あん おきゅぱいど
篠田翔平 天象
橘 麻巳子 昼月
谷口鳥子 梅の木
千種創一 ヒルドゥート遺跡
照井知二 すみれと石垣 他四篇
古屋 朋 各々
村岡由梨 宙に浮いた老詩人、狂気の女、そしてカエルになった母
村松仁淀 渚でジャバ
ゆずりはすみれ ガラス戸

アンケート
新鋭詩人2022profile

新連載
蜂飼 耳 詩の他者は再構成される 詩の現在へ
野崎有以 映画に魂を込めて 「抵抗」は梨の礫か?

連続討議
稲川方人+中尾太一+菊井崇史 詩の意志、発語の多重性 現代詩季評

短期集中連載
D・W・ライト編/江田孝臣訳 New York, New York ニューヨークの現代詩人たち・最終回

小詩集
高橋順子 黒豆を煮ながら

作品
高橋睦郎 太虚に溶け去る 老子へ
松浦寿輝 人外詩篇 26
松下育男 帷子川
尾世川正明 耳の「Y」
文月悠光 誕生 痛みという踊り場で
紫衣 化身 〝目撃する″Oに―‐

リレー連載
池田 康 詩人はオペラである 『篠田昌伸現代合唱作品集 街の衣のいちまい下の虹は蛇だ』 横断する表現
外間隆史 百年の時差で。 後藤郁子『午前0時』 詩集偏愛図書館
田中さとみ 岬と椿と余白と わたしが詩を書くとき

レクイエム
北川 透 虚空受胎 月村敏行の死を悼む

書評
阿部日奈子 Wanderer Sの流れる詩行 管啓次郎『PARADISE TEMPLE』
板垣憲司 澄み渡る、詩の瞬間 照井知二『夏の砦』
矢野静明 彫刻の公共性について 小田原のどか『近代を彫刻/超克する』

レビュー
渡辺めぐみ 川は流れ続ける 平田俊子作、塩野谷正幸演出「甘い傷」
平井倫行 だから静かなものがほしい 「フィリアー今道子」展

連載
福田若之 時空を越えて、塀の向こうに ユルガ・ヴィレ/木村文・訳/リナ板垣・絵『シベリアの俳句』 句がふるえるあいだ
藪内亮輔 概念的な表現技巧 奥田亡羊『花』 昏れてゆく短歌

月評
須永紀子 手の内を明かすということ 詩書月評
山﨑修平 詩と声 詩誌月評

新人作品
4月の作品

新人選評
小池昌代 一編の詩はそれを読む人のもの
岡本 啓 詩を書き読む

表紙作品=山田康平
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2022年5月号は、特集「ポエトリー・リーディング」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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