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2021年10月28日発売 現代詩手帖11月号

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【特集】ミャンマー詩は抵抗する

アンソロジー Dah Poetry ミャンマー詩の現在 四元康祐、吉川凪、三宅勇介訳
ケイ・ザー・ウィン 獄中からの手紙/頭蓋骨
キー・ゾー・エイ ビルマのシベリア
コ・コ・テッ 夜間外出禁止令/おいしい! 自宅で簡単デモクラシーの調理法
カイン・マー・キョー・ソー 夫よ、私はCDMです
ウィン・ミェ 無用な奴ら
ゼィヤー・リン ミャンマー
モー・ウェイ 霊魂
モー・ウー・スウェ・ニィエイン 革命的家族
ケッ・ティ なんてこったい!
ハン・リン エレベーター
ダリル・リム 輸出入法さまを褒めたたえる歌
モー・ヌェ 春と狂犬ども
フニン・カ・モー 百日

トークセッション
マ・ティーダ+コ・コ・テッ+四元康祐+吉川凪+三宅勇介+柏木麻里+大崎清夏 プロパガンダを超えて ミャンマーの声を伝える

エッセイ
四元康祐 Dah Poetryクロニクル 人はなぜ危機のなかで詩を書くのか?
大崎清夏 つばめを待ちながら
柏木麻里 抵抗詩の力を考える 詩人マウン・ユ・パイと理性・形式・品位
吉川 凪 ミャンマーの抵抗詩と金芝河
三宅勇介 ミャンマー抵抗詩を翻訳しての雑感

小詩集
松本圭二 ジュライ・ラプソディー

連載詩
高橋睦郎 なんたる喪失 ウェルギリウスへ
松浦寿輝 人外詩篇22
落合多武 彼は抽象絵画を終わらせるつもりだったが始めてしまった N(皮剝物語)

作品
山本かずこ 羽黒山に行ったね
新延 拳 天狗の宿題
伊藤芳博 星を拾う
岸田裕史 エレクトロ 曙橋
高橋達矢 黒い流れ

連続討議
稲川方人+中尾太一+菊井崇史 詩と生活、説話の形象 現代詩季評

連続対談
豊﨑由美+広瀬大志 コンテンポラリー・リリックの世界 カッコよくなきゃ、ポエムじゃない!

対談合評
小池昌代+岡本 啓 世界と向き合うそれぞれの方法 新人作品合評

追悼・新倉俊一
城戸朱理 天上の旅
杉本 徹 美しい時間

クリティーク
帷子 耀. スリップ・スリップ・スリップ 野崎有以『ソ連のおばさん』から

書評
瀬尾育生 詩が触手であるということ 村瀬学『織姫 千手のあやとり』
中村邦生 新たな詩句の険路へ 野村喜和夫『妖精DIZZY』
井坂洋子 ホームにて 和田まさ子『よろこびの日』
小笠原鳥類 言語の現在 平川綾真智『h-moll』
大野南淀 普通に始末する理由 福間健二『迷路と青空』

リレー連載
倉本 修 古い「新鋭」詩集 滝本明『たきもとめいの伝説』 詩集偏愛図書館
萩野なつみ 消えゆくものへ、 わたしが詩を書くとき

連載
水下暢也 無題11 葛生賢『吉野葛』 散文を映像に[最終回]
福田若之 《文人俳句》の今日 岸本尚毅『文豪と俳句』、『久保田万太郎句集』 句がふるえるあいだ
藪内亮輔 幽玄なる絶唱 安部洋子『続・西方の湖』 昏れてゆく短歌

月評
松尾真由美 位置と生成 詩書月評
奥間埜乃 分かれる手 詩誌月評

新人作品
11月の作品


表紙作品=畑山太志
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年12月号は、「現代詩年鑑2022」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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