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2025年4月28日発売 現代詩手帖5月号


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春の作品特集

受賞第一作
秋山基夫 藤戸 第43回現代詩人賞
中尾太一 ときに、毛むくじゃらのぼくたちは 第40回詩歌文学館賞
高村而葉 三軒家公園の娘たち 第30回中原中也賞
草間小鳥子 わたしたちは行儀がいい 第75回H氏賞
丸田麻保子 函館 他一篇 第35回日本詩人クラブ新人賞

連載完結
山尾悠子 エンタシスと黒松の美術館 鏡の中の鏡

作品
八木忠栄 かげの、杖
四方田犬彦 金雀枝のヨハネ
奥間埜乃 霧散するすべてについてのノオト
石松 佳 zoo
齋藤岳深 トレイラー

連載詩
高橋睦郎 宿命からの遁走 アルチュウル・ラムボウへ あなたへ
吉田文憲 空が落ちる 残されたもの
貞久秀紀 ふたつの像 やさしさと近しみ
水沢なお 弟の産んだ湖 水辺のカーテンがゆれる


第63回現代詩手帖賞
発表
第63回現代詩手帖賞 受賞のことば

受賞作
上杉健太郎 反転地点
たかきびわ よぞら

選考対談
川口晴美+杉本徹 成長と変化、その先へ


対談
キミコ・ハーン+伊藤比呂美 随筆からZuihitsuへ

作品
キミコ・ハーン 灰 The Ashes/佐峰存訳

論考
佐峰存 Zuihitsu――筆先に自由を求めて

連載完結
中尾太一+藤原安紀子 詩を書いて、生きていく 共の、壊れた外口で

新資料
吉原幸子 シノプシス「銀河鉄道の夜」 解題=平澤信一

連載
北川 透 壊れたことのない人を真似てここまで歩く 壊れものとしての〈現在〉へ
竹中優子 『言葉果つるところ』と短歌 靴下をはんぶん履いてねむる
青柳菜摘 セルフシグネチャーズ セルフインプロヴィゼーション

レビュー
斎藤恵子 紅梅忌と鮫

クリティーク
木村哲也 たどたどしさと美しさ 現代詩文庫『永瀬清子詩集』を読む

書評
森本孝徳 キューボイドの皮膚 花氷『オ・ラパン・アジルの夜』
山田隆昭 迷いのなかのひと筋のみち 中地中『四国遍路 あわのみち』
山口勲 言葉をつむぐことを教えることの全てがつまっている リフアト・アルアライール編『物語ることの反撃――パレスチナ・ガザ作品集』

月評
小峰慎也 宇宙を待っている 詩書月評
藤本哲明 祈り・秩序・歴史 詩誌月評

新人作品
5月の作品

表紙・扉写真=村上賀子
表紙協力=小髙美穂
表紙デザイン、扉・目次=佐野裕哉

定価1430円(本体1300円)

次号2025年6月号は、「ボリス・グレベンシコフの詞/追悼・江代充」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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