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2022年10月28日発売 現代詩手帖11月号

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【特集】琉球弧の詩人たち

展望
高良 勉 二十一世紀の彼方へ 琉球弧の詩の歴史と現況

作品
川満信一 いつだったか
八重洋一郎 言葉
伊良波盛男 誕生日
新城兵一 「夢殺し」始末記 
松原敏夫 カマーン(彼方)の島に
高良 勉 十五夜祭り
仲本 瑩 茅場とバックホーと月
市原千佳子 ビルすぎる街
おおしろ建 伊良部島のマジムン
宮城隆尋 龍のすみか
トーマ・ヒロコ 復帰50年疲れ
西原裕美 昼下がりの青空を

エッセイ
いま沖縄で詩を書くということ

論考
藤井貞和 沖縄という詩の国のほとりに立って
今福龍太 挑発者、難破者、無名者 琉球弧のことばを求めて
野沢 啓 存在と言語との二重のたたかい 沖縄の詩人たち

鈴木志郎康追悼

レクイエム
渡辺武信 プアプア詩人から映画作家への生涯
福間健二 ゼロからの「極私的」
川口晴美 先生の衝撃と笑顔
田中庸介 鈴木志郎康さんの「極私」性と一人称詩歌の将来

【小特集】アートと詩の交歓

クリティーク
鵜尾佳奈 コンセプチュアル・アートと歩く「言葉のパレード」 国際芸術祭「あいち2022」のなかの詩と言葉の表現

レポート
向坂くじら ここに居ない者たちの共同体 国際芸術祭「あいち2022」を通じて
一方井亜稀 それぞれの線を引くために リボーンアート・フェスティバル2021-22[後期]を巡って

連続対談
吉増剛造+和合亮一+城戸朱理(ゲスト) 愛着[アタッシュマン]、立ち尽くす時間に 石巻から/浪江から・最終回

作品
高橋睦郎 凡庸と卓越 ネロへ ペトロニウスへ
江代 充 わたしの日を知るものはだれ #5 下絵抄
松浦寿輝 人外詩篇 33

連載評論
蜂飼 耳 観察眼と詩情の発生 日和聡子 詩の現在へ
西 成彦 ゲットーの内と外 世界がゲットー化する時代に
桑田光平 ワタリドリの歌 アラン・マバンク 下 声を集めて――フランス語圏の詩人たち

レクイエム
高橋順子 新藤凉子さんとの思い出 新藤凉子追悼

対談合評
小笠原鳥類+森本孝徳 もっと格闘を、もっと勉強を 新人作品合評

書評
金石 稔 行く先は天知る地知る花吹雪 天沢退二郎『アマタイ句帳』
大橋愛由等 ロルカという記憶を紡ぐ フェデリコ・ガルシア・ロルカ/細野豊、片瀬実、久保恵訳『ジプシー・ロマンセ集 カンテ・ホンドの詩』

月評
須永紀子 現代の叙事詩とは 詩書月評
山﨑修平 詩とかすかなもの 詩誌月評

連載
藪内亮輔 死と技術 岡井隆『阿婆世』 昏れてゆく短歌
福田若之 「私」たちの放哉 せきしろ『放哉の本を読まずに孤独』 句がふるえるあいだ 

新人作品
11月の作品

表紙作品=照屋勇賢
表紙デザイン=戸塚泰雄

◎「アートと詩の交歓」関連企画 「#礫の楽音」×「現代詩手帖」コラボレーション特別配信 言葉のパレード「#愛の礫」(2022年11月25日配信) 出演:和合亮一、平川綾真智、ikoma(胎動LABEL/渋谷のポエトリーラジオ)、ゲスト:瀬尾夏美

増頁特別定価1540円(本体1400円)


次号2022年12月号は、「現代詩年鑑2023」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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