2022年2月28日発売 現代詩手帖3月号

【特集】吉増剛造2022
◎作品
吉増剛造 石巻ハ、ハジメテノ、紙ノ声、‥‥‥
◎講演
フォレスト・ガンダー カリフォルニアからゴーゾー・ヨシマスへの手紙 堀内正規訳
◎論考
堀内正規 吉増剛造の詩業 粗雑なパースペクティヴ
◎シンポジウム 世界文学の中のGozo Yoshimasu
和合亮一 G氏ノ瞳ノ奥ノ瞳ニ
ジョーダン・A・Y・スミス 火毛等
郷原佳以 マジック・メモの時間
小野正嗣 Gōzōとオルレアンの庭
◎講演
吉増剛造 無言の手の息遣い
◎論考・エッセイ
三浦雅士 詩とは生き方のことである 吉増剛造覚書
建畠 晢 エミリーの板 『詩とは何か』を巡って
朝吹亮二 吉増剛造の声
岸田将幸 きっとまた 吉増剛造『Voix』
吉成秀夫 裂への返信 葉書Ciné #6をめくって
松田朕佳 火星婦は見た! 詩人・吉増剛造さんを
◎受賞第一作
須永紀子 器の記 第73回読売文学賞受賞第一作
◎連載詩
高橋睦郎 闇を封じて 孔子へ
松浦寿輝 人外詩篇 25
文月悠光 クリーンアップ 痛みという踊り場で
◎作品
千石英世 鎮魂歌2022
髙橋冨美子 詩の出来方
貞久秀紀 真上のもとに
中島悦子 アレとの旅
田中庸介 新しい家
◎対談
小笠原鳥類+平川綾真智 危機のなかで、過激に壊れる
◎新連載
西 成彦 ゲットーの子どもたち 世界がゲットー化する時代に
◎連載
酒井直樹+坪井秀人 多言語性と日本語の死産 荒地を荒地として生きること
◎短期集中連載
D・W・ライト編/江田孝臣訳 New York, New York ニューヨークの現代詩人たち
◎クリティーク
山内功一郎 日本刀とナイフ 城戸朱理の詩とその英訳
◎リレー連載
常木みや子 豊穣なる母語の詩 モザイク点描 いま、世界で[シリア]
今野和代 意識の底のリズム その空虚と沈黙と響き わたしが詩を書くとき
吉田隼人 不在の詩 現代詩文庫『新選鮎川信夫詩集』 詩集偏愛図書館
◎書評
谷内修三 たのもしいことば 清岳こう『雲また雲』
野崎有以 令和三年のエリナー・リグビー 小林坩堝『小松川叙景』
◎レクイエム
秋山基夫 生きる流儀 追悼・境節
◎連載
藪内亮輔 散らばってゆく青春を看取る 立花開『ひかりを渡る舟』 昏れてゆく短歌
福田若之 風のなかに 相子智恵『呼応』/佐藤智子『ぜんぶ残して湖へ』 句がふるえるあいだ
◎月評
須永紀子 詩のことばを生きる 詩書月評
山﨑修平 詩と光 詩誌月評
◎新人作品
3月の作品
◎新人選評
岡本 啓 詩人、そして詩を書くこと
小池昌代 ハチドリの青空、ライチの白い実
表紙写真=石川竜一
表紙デザイン=戸塚泰雄
定価1430円(本体1300円)
次号2022年4月号は、特集「新鋭詩集2022」を予定しています。どうぞお楽しみに。