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CŌEM「GeoPossession 声のトポス」企画(2)詩人高橋睦郎とトポスを巡るツアー 「憑依する土地――出逢う声」

2022年06月20日

CŌEM「GeoPossession 声のトポス」特別企画第2弾!

CŌEM「GeoPossession 声のトポス」
詩人高橋睦郎とトポスを巡る体験ツアーイベント
「憑依する土地――出逢う声」


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出演:詩人 高橋睦郎

日時:2022年7月25日(月)18:00〜19:00
*台風等により実施困難になった際は翌日26日(火)同時刻に順延予定。
*その他、特別な事情が生じた際には、ご連絡の上、イベントがキャンセルになる場合がございます。予めご了承下さい。


場所:新宿区立新宿公園(東京都新宿区新宿2丁目9)

参加無料。要事前申込み。
申込み方法:

Peatixもしくはメール
*メールの場合、「「憑依する土地―出逢う声」をタイトルに、本文に「お名前、人数、連絡先メールアドレス、当日連絡がつく電話番号、使用スマートフォンの種類(iphoneかandroidか。お持ちでない場合はその旨)」を明記の上、メールにて〈codepluspoem@gmail.com〉に事前にお申し込みください。

【概要】
言語表現と呼応し合う、「東京」の記憶を四次元的に追体験するサウンドアートプロジェクト「GeoPossession 声のトポス」。現在公開中のこのプロジェクトに関連し、作品を体験するスペシャルツアーを行います。

本ツアーでご案内するのは、プロジェクトに参加した詩人 高橋睦郎氏の3つの詩作品です。

当日は高橋氏の作品がある新宿公園(新宿2丁目)に集合。プロジェクトについての説明を行った後、各自でデジタルデータにアクセスしていただき、作品を鑑賞していただきます。鑑賞後は高橋氏が自身の過去の声に対峙する、「声の出逢い(プログラム体験)」を目撃、その後ご本人から、作品とトポス(新宿や新宿公園)についてのお話をうかがう予定です。

詩人と共にプロジェクトを鑑賞出来る特別な機会となります。
皆様のご参加をこころよりお待ちしております。

【スケジュール】
・18時00分
新宿区立新宿公園(東京都新宿区新宿2丁目9) 遊具前に集合 *現地集合

・18時10分〜18時10分
主催者よりプロジェクトの視聴方法の解説

・18時10分〜18時30分
公園内外の3箇所のトポス(公園遊具前、公園トイレ前、太宗寺前)を各自で巡り、それぞれの場所に設置された高橋睦郎作品を視聴

・18時30分〜19時00分
視聴した各トポスにて、高橋睦郎氏が自身の過去の声と交差する「声の出逢い(プログラム体験)」を目撃。
その後、氏による作品(『つい昨日のこと 私のギリシア』等)およびトポス(新宿公園や新宿)の解説。

【参加にあたっての注意事項】
*視聴にはスマートフォンとイヤフォンが必要になります。必ずスマートフォンとイヤフォンの両方をご持参ください。
なお、作品を視聴する為のアプリクリップは現在iphoneのみ対応。
Androidの方は体験時、一時的に主催者の機器を貸し出しますが、コロナ対策の為、イヤフォンの貸し出しは原則行わない予定です。
出来るだけ無線接続可能なイヤフォンをご持参ください。主催者の機器と接続する形でご視聴いただきます(無線イヤフォンをお持ちでない場合はご相談ください)。

CŌEM「GeoPossession 声のトポス」特別企画第1弾
島田雅彦×松浦寿輝×永方佑樹スペシャルトークイベント「憑依する土地――詩の身体」の詳細はこちら


主催:CŌEM
後援:思潮社

CŌEM「GeoPossession 声のトポス」企画(1)島田雅彦×松浦寿輝×永方佑樹スペシャルトークイベント 「憑依する土地――詩の身体」

2022年06月20日

CŌEM「GeoPossession 声のトポス」特別企画第1弾!

島田雅彦×松浦寿輝×永方佑樹スペシャルトークイベント
「憑依する土地――詩の身体」

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日時:2022年7月9日(土)19:00~21:00 (18:30開場)

会場:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)

*本イベントは来店またはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけます。

入場料:
【来店参加(15名限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【配信参加】1,650円(税込)

詳細・申込み
https://bookandbeer.com/event/bb20220709/


【概要】
言語表現と呼応し合う、「東京」の記憶を四次元的に追体験するサウンドアートプロジェクト「GeoPossession 声のトポス」。
3Dアンビソニックマイクやジオポジショニングシステム等、最新のテクノロジーを詩的媒体として操作するこのプロジェクトは、東京を舞台にした十四の小説、詩、戯曲、歌詞が憑依/ Possessする土地を訪れる、体感型の言語作品でもあります。
https://www.coem.art/project

現在公開中のこのプロジェクトに関連し、トークイベントを開催いたします。

出演は本プロジェクトに参加された島田雅彦さん(小説『ニッチを探して』にて)と、松浦寿輝さん(詩「逢引」にて)です。
また、司会進行はプロジェクトのコンセプター・キュレーターである、詩人の永方佑樹さんが務めます。

執筆を喚起された、作品の舞台となった土地に作者がおもむき、自身の声で該当作品を朗読する行為や、その場所に鑑賞者も訪れ、作者が立っていた地点で作品を聴く構造等、詩的な多層性を持つこのプロジェクトについて、多角的に語っていただきます。

なお、会場にはプロジェクトのサンプル音声が視聴出来るQR地図も展示予定です。

ぜひお楽しみに!

*当日会場では、登壇者の最新刊もご用意いたします。

【出演者プロフィール】
島田雅彦(しまだ・まさひこ)
1961年3月13日東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。小説家。法政大学国際文化学部教授。1983年、大学在学中に「優しいサヨクのための嬉遊曲」を発表し注目される。主な著書に『夢遊王国のための音楽』(野間文芸新人賞)、『彼岸先生』(泉鏡花文学賞)、『退廃姉妹』(伊藤整文学賞)、『カオスの娘 シャーマン探偵ナルコ』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『虚人の星』(毎日出版文化賞)、『君が異端だった頃』(読売文学賞)、『小説作法ABC』、近刊に『スノードロップ』『パンとサーカス』等。戯曲、オペラ台本、詩集、随筆、対談集など著書多数。

松浦寿輝(まつうら・ひさき)
1954年東京生まれ。詩人、小説家、東京大学名誉教授。1988年、詩集『冬の本』で高見順賞受賞。1995年、評論『エッフェル塔試論』で吉田秀和賞、1996年『折口信夫論』で三島由紀夫賞、2000年『知の庭園――19世紀パリの空間装置』で芸術選奨文部大臣賞受賞。同年「花腐し」で芥川賞、2004年『半島』で読売文学賞、2005年『あやめ 鰈 ひかがみ』で木山捷平文学賞、2009年、詩集『吃水都市』で萩原朔太郎賞、2014年、詩集『afterward』で鮎川信夫賞、2015年、評論『明治の表象空間』で毎日芸術賞特別賞、2017年『名誉と恍惚』で谷崎潤一郎賞、2019年『人外』で野間文芸賞を受賞。他の小説作品として、『もののたはむれ』『幽』『巴』『そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所』『川の光』『月岡草飛の謎』『無月の譜』、評論・随筆作品として、『口唇論 記号と官能のトポス』『平面論 一八八〇年代西欧』『官能の哲学』『散歩のあいまにこんなことを考えていた』『黄昏客思』『わたしが行ったさびしい町』など。2019年、日本芸術院賞を受賞。日本芸術院会員。

司会進行:永方佑樹(ながえ・ゆうき)
2019年 詩集『不在都市』で歴程新鋭賞、2012年 詩と思想新人賞を受賞。執筆活動の他、水等の自然物やデジタルを使用し、詩を立体的に立ち上げる立体詩を国内外で展開(仏サン・レミ美術館、SCOOL等)。近年は「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」や「紀ノ国トレイナート」等、多数のアートフェスティバルに参加する一方、自らもサウンドアートプロジェクト「GeoPossession 声のトポス」等を企画。環境や社会を詩の眼差しで解体し、詩的媒体としてのテクノロジーで再構築する、領域を横断した自在な詩の形・捉え方を提案している。CŌEM理事。名古屋芸術大学非常勤講師。

CŌEM「GeoPossession 声のトポス」特別企画第2弾
詩人高橋睦郎とトポスを巡る体験ツアーイベント「憑依する土地――出逢う声」の詳細はこちら



主催=CŌEM
後援=思潮社